給与計算をするのにどうすれば良いの?流れを知りたいと言うお声を頂いた為、今回は給与計算の流れ(業務フロー)について解説させて頂きます。
給与計算の流れを確認してみましょう
給与計算の流れは下記になります!
給与計算の流れ
- 対象者の勤務時間を記録
- 勤務時間を集計
- 雇用保険料、健康保険料等の控除額を計算
- 源泉所得税を計算
- 手取り額(給与支給額)を計算
- 社会保険料等を納付
給与計算は、勤務時間の管理方法(どんなシステムを使うか)や給与計算方法、支給日等のスケジュールにより難易度が変わってきます!
それぞれの項目で何をすれば良いのか
➀対象者の勤務時間を記録
給与計算をする為に、Aさんは勤務日数が何日で勤務時間は何時間等のデータを作成する必要があります。
勤務時間等を管理する為に勤怠管理ソフト等をご利用されている方が多いです。
②勤務時間を集計
➀で勤務時間を記録した内容を集計していきます。
例えば、9時に出社、19時30分に退社された場合の残業時間の計算や有給を何日使用したか等を集計して頂く必要があります。
勤怠管理ソフトを使用すると、勤務時間等の集計も自動で集計できるソフトもあります。
③雇用保険料、健康保険料等の控除額を計算
「基本給」「残業代(時間外手当)」等の総支給額がどれ程かを計算して頂き、その金額に照らし合わせて雇用保険料や社会保険料を算出して計算していく必要があります。
また、雇用保険料や社会保険料は会社と従業員でそれぞれ負担します。
④源泉所得税を計算
総支給額から雇用保険料等を引き、その後に国税庁の源泉徴収税額表の金額に照らし合わせて計算します。
所得税の正確な税額は毎年の1月1日~12月31日迄の税額が決まらないと分からないので、毎月計算して納税している金額は仮の金額になります。
そのため、毎年12月や翌年1月に年末調整をして調整する必要があります。
⑤手取り額(給与支給額)を計算
➀~④までの作業をして頂くと手取り額(給与支給額)が決まります。
こちらとは別に立替経費等を追加して給与支給日に精算されている方が多いです。
⑥社会保険料等を納付
源泉所得税は原則、給与を支給した日の翌月10日迄に納めます。
例えば7月25日に支給された場合は、8月10日迄に納めて頂きます。
※源泉所得税の納期の特例を提出されている場合は、年に2回(7月と1月)の納付になります。
納付方法には、税務署や金融機関の窓口での納付、ダイレクト納付、ネットバンキング、クレジットカードがあります。
社会保険料の納付方法や支払いの期日は、「保険料納入告知書」が毎月20日前後に送付され届くので、そちらに記載している保険料額を支払い期日迄(その月の末日※末日が休日にあたる場合は、翌日以降の最初の営業日)に納付して頂きます。
例えば、7月分は7月20日頃に「保険料納入告知書」が発送され届き、8月31日迄に納付します。
支払方法は、金融機関の窓口、ネットバンキング、ペイジー等があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ご自身でこれらをやられている方もいますし、アウトソースされる方もいます。
ご自身で給与計算をするか、給与計算をアウトソースされるか、どちらが良いのかは会社等の状況によって変わります。
どちらの方が費用対効果が良いかを、一度弊社(YFPクレア)等に相談してみては如何でしょうか。
投稿者プロフィール
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初回面談のヒヤリングを担当。
お客様のニーズをしっかりと聞き出し、より良いサービス、よりご満足頂ける方法、より経営がしやすい方法をご提案しています。
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